在タイ23年の体験記 "behind of smile"と我が家のシベリアンハスキー等犬5匹&猫一匹の奮闘記です。

犬話

犬話

リオの息子ービア

with dad2

ビアちゃん。2009年1月生まれ。男の子。右目が茶で左目がブルー。その左目も少し茶色が入っています。母親似のゴールドハスキーです。
獣医さんの紹介で、ナクルアに住むタイ料理のコックさんが、ビアと同じ毛並みの雌犬を連れてきて、リオとの間に出来たのがビアくんです。全部で4匹生まれました。ハスキーでは珍しい白一色の雌も一匹、中にいました。普通のルールでは、雄を持っている側が料金を取るか、生まれた内の一匹を優先的にもらえる権利を取るかーということで、うちは後者を選びました。

looking what

母犬や父犬が、特別な犬(賞を取ったとか)でなければ、一般にハスキーの(血統書付き)雄を持っている人は、相場で3500バーツ受け取ります。最も、妊娠しなければ返金します。
子犬を返してもらって、売ったとしても最低でも7000バーツで売れるので、その方が利益が大きいですね。でも、生存率のリスクや、予防注射といった出費もありますがー。

で、お金をもらうというのは、どうも気が進まないので(相手もミニファームといえども、犬好きが高じてしているのですから)生まれたら一匹引き取ることにしたのでした。引き取って売った方が儲かるーという言い訳でしたが、内心は売れない、気持ち的に手放せないということになるだろうな~とはわかっていました。

2ヶ月ほどして、生まれたとの連絡を受け、2週間待って見に行きました。バングラムングの警察署の横にあるタイ料理店(近くに、シラチャーにもあるムンアロイの支店があります。)で彼は働いていて、その裏手の一軒やを借りてそこを犬専用のファームにしています。
屋内はチワワとペルシャ猫用でハスキーは屋外にいました。
こんなあばら家に、適当に飼われているのかー夜は蚊も多いし、蚊取り線香でも付けてくれているんだろうか、まだ目の見えないような子犬が寒くないのだろうかと心配ばかりでした。

それから2週間もしないうちに彼から電話があり、すぐ引き取りにきてくれとのこと。少なくとも母犬のお乳を一ヵ月半~2ヶ月は飲まないといけないのに。急いで行くと、母犬が死んでしまい、他の犬9匹ほどが盗まれたー自分では面倒が見れないので早いが、引き取ってくれーと。うちに子犬が産まれるのを待っていた人も、こっちの方が早かったので紹介して2匹で一万バーツでーと受け取りに来ていました。
業者も来ていました。
この一軒やの横で工事が行われていたので、そこの労働者が盗んだのではないか(カンボジア人が多い)、で子犬を盗もうと先に邪魔になる母犬を毒殺したところ、あまりにも子犬が幼すぎて到底世話できないと、他の生後4,5ヶ月の子犬や盗みやすいチワワを連れていったのであろうということで話はまとまりました。

近くのペットショップでヤギのミルク缶を買おうと行ったところ、先に帰宅した、2匹を引き取った人が買い占めてしまったようで、皆無。
仕方がないので、またシンディーちゃんに母親代わりになっておっぱいを出してもらおうとミルク缶なしで帰りました。

いろいろあったビアくんの登場でしたが、普通より小さい頃(はすは一ヶ月半でうちに来ました。)から育てているせいか、とても甘えん坊で、寂しがりやです。私が帰宅したときの喜びようは尋常じゃありません。
庭ででも、蝶々を相手に飛び回り、植木を噛みまくり、土を掘り起こしてくれています。。。

初めての病院-ビアちゃんの巻

病院でくつろぐビアちゃん

もう終わったから帰ろうーと引っ張ってもどっかと座ったまま。
いろんな人に珍しがられ、よしよしされて、おだてに乗ってしまったビア君。

beer in pain

この傷は、なんと父親のリオに噛まれた時にできたものです。
傷口がぱっくり開いていたのに、痛そうな素振りも見せず、舐めたりもしていなかったので、気付いたのは2,3日後ーなので、できたての傷ならすぐ縫えたものを、乾燥しているためにもう一度切り直して?ホッチキス。
まず、傷口を消毒して、痛くないようにしびれ薬を塗り、しばらく待って切り直し。
オス犬は結構騒ぎ立てることが多いのに、この子はちっとも鳴きませんでした。
色んな人に会えて、ビアちゃんにとっては病院は居心地のいい場所だったようです。
また行こうね、ビア。

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